これまで、多種多様なコンポストが探され、開発されてきた。
しかし、根本のラン菌が生息するということが削除されたものであることから、
理想の究極の決定版のコンポストはなかった!
そういう苦い経験から、SUGOI-neについても、多くの栽培実証が待たれていた。
SUGOI-ne開発から7年。
多くの皆様がラン科植物のみでなく、他の植物でも試作し、
その生育を観察してきた。
使用法もアレコレ行われて来た。
そして7年。
SUGOI-ne栽培のマニュアルが・・・出来上がった。
このマニュアル通りにすれば、ほとんど失敗なく素晴らしい生育をすることが実証されている。
卒水ゴケ、脱水ゴケ栽培法が確立した。
ラン界の誰もが脱水ゴケを思いながら、出来なかったことが、ようやく可能になった。
ランの普及を阻害してきたのはラン菌の生息しない水ゴケなどのコンポストである。
このように言っても過言ではない。
ラン栽培200年の歴史は、コンポスト探索の歴史であったとも言える。
使えると想定されるもは、世界中から探して使ってきた。
これからは、こういうことをしなくとも良い。
この講座を良く理解して、SUGOI-neを使用すればよい。

今後、SUGOI-ne以上のコンポストが開発されることはない。
このラン菌による炭素循環栽培法を凌駕する栽培法は生まれない。
この二つは、ラン自生地の生態系に基づくものだからである。
理論的に破綻するところがないからである。
そして何よりも、ランが生き生きと素晴らしく喜んで生育することである。
ラン愛好というのは、ランと共にあることである。
ならば、自然破壊とも取れる水ゴケ栽培から一年でも早く卒業することである。
それが、可能になったのだから・・・・。

 
SUGOI-ne使用にあたっては、
 重いとか、イタチの糞みたいだとか、植え替え大変だとか・・・
 アレコレ言いたいことは山ほどあろう。
 しかし、そんなことは、枝葉末節なことで、簡単に解決できたことである。
 そんなことより、日本のラン作りの・・・
 あるべき姿を・・・描くことが出来るかが問題なのである。
 そういうことで、
 現在のラン界の現況と、蘭展のありようを俯瞰すれば・・・・
 これから、更なるラン界の発展、隆盛をこいねがうのであれば、
 自然破壊するようなコンポストを使わない方向を目指すべきだろう。
 ラン愛好は自然との共生を・・・これからも捨てるわけに行かない業界だから。
 そういうことで・・・・
 JOGAは・・・卒水ゴケ、脱水ゴケ栽培を推進すべき時期だろう。
 時代認識の問題であるが・・・・。

 何か新しいことを提起し、展開しないと、組織の存在意義も希薄になる。
 蘭展を行なう意味も・・・軽薄になる。
 枯れるラン商売。
 ランの捨て場の蘭展では・・・・。

 なぜ、こういうことを書くかというと、
 宇井清太も発起人となって作った山形ラン友会(現在は在籍していないが)
 1月初旬の新春に毎年デパートで蘭展を行なってきた。
 昭和40年代の初めからだから40年ほどにもなる。
 この会場で、宮城県の業者が、トータルすれば夥しいほどの鉢を売ってきた。
 宇井清太蘭展で講習会して解かったことであるが、
 そのほとんど全部が枯れて「消費」されているということ。
 ラン栽培講座も、ランの本も、テレビの講座も・・・・普及には役に立っていないという事実。
 Cymbidiumは花は咲かなくとも葉が生きているから、多くに人が捨てないで作っている。
 他のランでは、ほとんど全滅。
 そういうことで、Cymbidiumの植え替え用に、SUGOI-ne5kg袋が、
 蘭展会場で約3000袋前後売れている。
 5,6号鉢で約30000鉢分である。
 2年で植え替えだから・・・単純計算で60000鉢。
 蘭展に来る人だけで60000鉢栽培している。
 この人達、ほとんどランの本を買って勉強している。
 テレビの趣味講座も見ている。
 しかし、ほとんどの人が花を咲かせることが出来なかった。
 それでも鉢は捨てないで5年、10年水をかけて、冬は家に入れて保護してきた。
 そういう鉢がSUGOI-neの講習会の通りすると花が咲く!
 そういうことで、3000袋も売れるようになった!
 ほとんど蘭展のリピーターになっている。
 本当の栽培法を講習することがいかに大切で、コンポストが大切か解かる事例である。
 こういうことは、非常に地道なことであるので、
 多くの業者さんは講習会というと、別なランの原種の講習会になる。
 水ゴケを使う講習会を今後も続けるようでは、10年後、20年後、30年後も進歩はない。
 益々・・・衰退の一途になるだろう。

 宇井清太の蘭展入場者平均すると約70000人前後。
 山形県に選挙有権者約95万人。
 こういうことから推察すると、全国では、ものすごく多くの人が
 Cymbidiumを捨てないで持っている計算。
 こういうことを分析すると、いかに多くのランが販売されてきたか解かる。
 ランを捨てないで愛培しているかわかる。
 ところが、Cymbidium以外のランは・・・・ほとんど枯らしている!
 デパートでの販売は、ほとんどホローしないから・・・普及につらがらない。
 残念なことである。
 そうして・・・段々・・蘭展そのものにも魅力はなくなってしまった。
 今や、蘭展ではなく・・・草花展のようになってしまった。
 Cymbidiumをランではないという人もいるが・・・・
 一般の人からみればCymbidiumこそランなのである。
 本当は、ラン栽培はCymbidiumに始まってCymbidiumに終る。
 この言葉は正しいのかも知れない。
 そういうことで、一部の愛好者が珍奇、稀少な原種に走るが、
 本当に栽培法を持っているかといえば・・・そうでもない。
 渉猟しているだけの場合が多い。
 花咲かなくとも捨てない人が・・・・山形県にだけ多くいるのではない。
 全国、全県にいる。
 嬉しい限りである。
 しかし、他のランでは、こういうことがない。
 以上のことは山形ランの状態のみではなかろう。 ほとんど同じ姿であろう。
 ゆえに会員は増えない。むしろ減少。
 会員温室はほぼ満室状態。
 業者は・・・売ろうとするが・・・・温室は満杯。
 業者のランの株の手持ち株と生産株の数。
 需要と供給ののバランスが完全に壊れている。つまり在庫過剰、生産過剰になっている。
 こういうことがなぜ起こるかといえば、時代、景気の変化とランの生育が噛み合わないことによる。
 一年草なら・・・直ぐに・・・売れないものは生産縮小できるのであるが・・・。
 苗から売れる株になるのに年数がかかる。この間に景気が悪くなれば・・・。
 突然起こったリーマンショックには・・・なす術もない。
 蘭展も撃沈した。
 ラン友会主催の蘭展に・・・コバンザメ商法で出す業者の売上も撃沈。
 デパートでやる蘭展は、一定の売上がなければ・・・来年の会場確保が難しくなる。
 そういうことで、一般人にラン株を販売。
 そして、ほとんど枯らす。
 こういうことを何10年にもわたって行なってきた。
 今年も相変わらず同じことが行なわれる。
 蘭展にも・・・熱狂がない。
 更に近年はホームセンターも・・・枯れるランに参入。
 使い捨てのランが当たり前になってきた。
 一年草の草花レベル。
 ランの栽培講習会も・・・草花レベル。
 蘭展でもランの処分販売。
  JOGA の公式サイトのラン栽培法の解説も、これを読んでラン作れる人いる??
 ラン普及のためには、難しいことを説明してもダメ・・・???
 ランに未来があるのか、ないのかわからない状況。
 未来のラン界のあるべき姿が見えない状況で・・・年が変わり、日々流れてゆく・・・。
 ラン界も、業者も・・・踏ん張りどころ。
 さて、安部内閣。
 景気対策・・・ラン界に南風が吹くのは数年先か??
 どうすれば・・南風を・・・呼び込むことが出来るのか。
 小手先の戦略では、どうしようもない状況になっている。

 そういうことをみれば、ここらで、・・・あるべき姿を・・・作らないと、
 いけないのではないかというのが・・・宇井清太の考え。
 どうであろうか・・・・。
 宇井清太もラン界で生きている身であるから、言いたい事を全部言えるものではないが、
 新しいことをやらないと、人々から飽きられ、見放されるのが世の常。
 そういうことでSUGOI-neを開発した。
 ところが・・・視野が狭い人は・・・・SUGOI-neの抵抗勢力。
 でも、そんなことしている場合ではないのではないか・・・現状は。

 環境に問題意識のない業界は・・・衰退する時代になっている。
 ところが、ラン界は別世界のようである。

 
 SUGOI-neは、将来のラン界のあるべき姿を拓く・・・と思っている。
 この講座、非常に多くの人が読んでいる。
 ありがたいことである。
 少しでも、ラン界の先に・・・発展、隆盛の芽が出れば・・・・。
 
     これからのラン栽培は
          卒水ゴケ、脱水ゴケ・・・である



       SUGOI-ne開発してから7年。
       いよいよSUGOI-neが信用できる究極のコンポストと評価されてきた。
       卒水ゴケ、脱水ゴケ栽培が視野に入ってきた。
       これからの・・・ラン栽培のあるべき姿が・・・見えてきた。

       JOGAも・・これからのラン界のあるべき姿を・・・提起する時であろう。

       
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